精神保健福祉士とは、精神科ソーシャルワーカー(PSW:Psychiatric Social Worker)という名称で1950年代より精神科医療機関を中心に医療チームの一員として導入された歴史のある専門職です。社会福祉学を学問的基盤として、精神障がい者の抱える生活課題や社会問題の解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動を通して、その人らしいライフスタイルの獲得を目標とし、1997年に精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格となりました。また、地域相談支援の利用に関する精神障がい者からの相談に応じること、保健医療サービス、障害福祉サービス、地域相談支援に関するサービスを提供する者等との連携を保たなければならないこととするとともに、相談援助に関する知識及び技能の向上に努めることになっております。